2009年7月2日木曜日

ゴスペルと私。


あれはもう10年も前の7月の出来事。
梅雨の合間の晴天の暑い日だったね。
僕は妻と鎌倉に出掛けていたが、なんか話が
噛み合ず喧嘩になりお昼も食べず二人はその場で
別々の行動を取る事に。
僕はその当時バンドをやっていたのでスタジオの
掲示板に貼ってあった小さなゴスペルクワイヤー
メンバー募集のチラシをカバンに忍ばせていたのを
思い出し代表者の方へ連絡をする。
すると、本日ちょうど練習があるから見学がOKとの
お返事。期待を胸に秘め雪ノ下のカトリック教会へ。
だが指定された時間が近づくがいっこうに誰も来る気配なし。
やっと2、3人それらしき人と見られる方がきて、
ここで今日練習があるのかと問うたところ、いつもだいたい
10分15分遅れて始まりますよとのこと。
やがて、こんなにいるのかとメンバーが集まり、
最後に浅黒い元気な女の子が前にたち練習を始めるという。
正直驚いたね、時間にルーズ、思ったより大勢の人数、
そして指導者が若い女の子であること。
唖然にとられている僕をよそに練習は始まるが、
ここで自己紹介をするとのこと。
僕の順番がくる、もうすぐくる。ニックネーム等も
言わなければならないみたいだ。

「はじめまして中村ともと申します。今日初めてきました。
 ニックネームはチュウソンっていいます。」

学生時代に自己紹介して以来だこんな瞬間。そして瞬く間に

「チュウソン、Welcome to the Choir!!(拍手、拍手)」

思いっきり恥ずかしかった。でも清々しいこの雰囲気は何だ?
そして曲の練習が始まった。

Joy ,Joy God's great joy.
Joy, Joy down in my soul.
Sweet ,Beautiful Soul saving Joy.
Oh oh Joy Joy in my soul.

今思えば確信に似た物を感じていたのかも。

今週の火曜日の夜、久々に練習に顔を出した。
このクワイヤーは不思議にいつ行っても
新しい出会いがある。
そして、懐かしい面々とも不思議に時のブランクを
感じさせない(私の現在の体型は別だが)。
それは、この団体に集う人々がなにか新しいものを
求めてくる人たちだからではないだろうか。

11月の10周年頑張るぞ。
そして10年前喧嘩していた妻と、10年前存在すらなかった
息子にも見てもらいたいね。ちょっと丸くなったテノール男を。

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