| 9月に訪れた時の相馬駅。 |
2011年12月11日日曜日
僕のSOMA WEEKその①
確かに山口洋はミュージシャンだが、僕は洋さんと話をするとき音楽の話をすることが滅多にない。大体組織の運営や経営に関する話がほとんど、まあお互い大変だななんて言い合って酒をかわすそんな感じで話をすることが多い。あとは地方の疲弊の話。これはさすが全国をまわってるだけあってリアリティーに富んでいるし頷くことも多い。逆説的に言えば山口洋の音楽と言うものはそういう地方の中で日々を暮らしている人々に大きく共感を抱かせる要素が本質的に備わっているのだ。今回山口洋氏らが立ち上げた「MY LIFE IS MY MESSEGE」のプロジェクトはそうしたこれまでのミュージシャン山口洋が培ってきた地方のコネクションの中で地震、津波、原発事故で多大な被害を受けた相馬への支援をピンポイントで支援するもである。このプロジェクトは6月、9月の東京での山口洋氏の「ヒートウェーヴ」のライブや、7月の相馬市においての「美空ひばり」フィルムコンサート&炊き出しなど行ってきた。そして年末の最大プロジェクト「SOMAWEEK」は障害のある子供たち支援をするイベントや現地での山口洋&明星らがライブをするというものである。
あれは10月の末だったか突然洋さんからの携帯がなった。用件は相馬でのイベントに協力して欲しいとのこと。障害を持つ相馬市と南相馬市の子供達を励ますイベントを12月に開催する際お菓子を提供して欲しいとの依頼であったが現地のお菓子屋さんを差し置いてというおこがましい気持ちがあったがまあ一切寄付と言うことであればすっきりするしオファーを受けることにした。実は9月の時点で僕は一人で相馬を訪れていた。現地でCDショップを営む森田氏(このプロジェクトの現地のプロデューサー)のお店を訪ね現地の生の声を聞いていたのであった。僕が想像するより現地の方の話はショックを受けることが多かった。正直自分がその立場に置かれたとき何ができるのかわからないのが本音である。その時はまだ僕にはプロジェクトの依頼の話は伝わってなかったが、その時点で僕はもう相馬の状況における当事者であったのかもしれない。(つづく)
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